お知らせ

ウィルス今期の冬は、ノロウィルスによる食中毒が大流行すると言われています。

東京都健康安全研究センターでは、11月24日にひとくち情報を発表しています。 
2015-16シーズン ウイルス型別検出割合 計57件
ノロウイルス GⅠ
8.8%
ノロウイルス GⅡ
70.2%
ロタウイルス
12.3%
サポウイルス
8.8 %
 
1 感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。原因となるウイルスには「ノロウイルス」「サポウイルス」「ロタウイルス」「アデノウイルス」などがあり、主な症状は腹痛、下痢、おう吐、発熱です。
2 季節的に流行します
感染性胃腸炎は、例年、10月から増加し、12月頃をピークとして3月まで多発します。感染性胃腸炎の原因として最も多いものがノロウイルスです。
カキなどの二枚貝がノロウイルスを取り込んで蓄積し、これを生あるいは加熱不十分なまま食べて感染するほか、ノロウイルスに感染した調理従事者が汚染源と考えられる事例が多数確認されています。  
また、食品以外の感染経路による大規模な集団感染も発生することがあります。
3 予防のポイント
どのウイルスであっても予防のポイントは変わりません。
• こまめな手洗いを習慣づけましょう。特に排便後、調理や食事の前
には、その都度、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
• おう吐物やふん便を処理する時は、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)で処理しましょう。処理をした後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう(施設では処理用具のセットを予め準備しておきましょう)。
• ノロウイルスはカキなどの二枚貝に潜んでいることがあります。調理する際は、中心部まで十分に加熱しましょう(中心温度85~90℃で少なくとも90秒間の加熱が必要です)。
 
by O
 
2016/12/31
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