お知らせ

4月、新年度が始まりました。新しい環境で新生活をスタートされる方も多いことと思います。

皆さんは、その場所の非常口・避難口がどこにあるかご存知ですか?

ご存知ない方は、「もしも」に遭遇しても落ち着いて行動ができるように非常口・避難口を確認しましょう。

今月は、非常口・避難口を示す表示【誘導灯】についてです。 誰でも一度は目にしたことがあると思います。

この誘導灯、実は白色と緑色があるのをご存知でしょうか?実は、色によって意味が異なります。

 

<白地に緑の矢印のついている誘導灯は、非常口や避難口までの道路や経路を表しています>

<緑地に白抜きの誘導灯は、非常口、避難口のそのものの場所を示しています>

 

火事等の時に安全に避難するため、ぜひ覚えておいてください。ホテルなどに宿泊する際にも、非常口・避難口をよく確認しておきましょう!

また、非常口や避難口、階段、通路に物を置くことは消防法令違反であり、火災時には避難の妨げになります。

避難経路上には燃えやすい物は置かないようにし延焼の拡大が起きないように整理整頓を心がけましょう。
新生活、安全にスタートさせたいですね!

参考:東京消防庁

By W

2024/04/03

令和6年能登半島地震では、ドライブレコーダーに録画された衝撃映像が度々ニュースで流れていましたが、ご覧になられた方も多いこととおもいます。建物が倒壊する様子、津波が迫ってくる緊迫感、声を掛け合って避難する様子・・・限られた時間の中で命を守る選択と行動が求められるのだと、臨場感を伴った映像で改めて感じました。

大規模災害発生時には、行政のマンパワーは大幅にダウンし、初期対応は困難をきわめます。そのため、地域住民自身が「自分の命は自分で守る」「自分たちのまちは自分たちで守る」ことが強く求められます。大規模災害に備え「自助・共助に基づく地域防災力」を飛躍的に高めることは喫緊の課題といえます。

地域防災を担う主体は住民自身です。自主防災組織、企業、NPO、学校、町内会、業種組合などが連携をとり活動していくことが「自分たちのまち」を守ることに繋がるといえるでしょう。

また、一人ひとりが自分たちのまちの地形や災害履歴などの特性を知ることも重要です。防災マップを参考に必要な備え、避難シュミレーションを行い、限られた時間でも命を守る選択と行動ができるようにしましょう。

By W

 

 

2024/03/04

冬は空気が乾燥するため、いつも以上に火災に注意が必要です。

もし火災が発生してしまったら、「通報」と共に、火が天井に到達するまでであれば「初期消火」が有効です。

落ち着いて消火器などで初期消火を行いましょう。 消火器の使い方は3ステップです。

①消火器を現場まで運び【安全ピン】を抜く

②ホースを火元に向ける

③レバーを握り薬剤を散布する

消火活動を行うときは、自分の避難経路を確保した状態で行うことが鉄則です。

また、消火器には使用期限があり、定期的な点検が必要です。いざという時に使い物にならないと困りますよね。

半年に1度は点検を行いましょう。また、消火器には各適応火災についての表示があります。

もし、適応火災について『文字』で表示がされていたら古い消火器ですので交換が必要です。

新しい消火器は『イラスト』で表示がされていますので、身の回りの消火器の表示をご確認ください。

越谷市の火災発生原因の一位は、残念ながら【放火】によるものです。

整理整頓を行い、放火されにくい環境を整えることも火災予防となります。

火災は地震などでも発生する可能性がありますので、整理整頓は屋内外ともに心がけましょう。

By W

 

2024/02/07

地震は突然襲ってきます。
ですが、大きな地震が起きたと知ってから実際に激しく揺れ始めるまでに、せめて十秒の時間があれば、頭を守るなどとっさの対応をとることで、大地震の被害をいくらかでも減らすことができるでしょう。

緊急地震速報は、最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されます。また、令和5年(2023年)2月1日からは、長周期地震動階級3以上を予想した場合にも緊急地震速報が発表されます。

地震が発生したときの適切な行動は、そのとき、その場所に応じて異なります。日頃から、いろいろな場所で地震が起こったときのことをイメージし、「今、ここで、緊急地震速報を聞いたらどう行動すべきか」を状況に応じて考える習慣をつけましょう。

—–緊急地震速報を見聞きしたときの行動—–

【家庭で屋内にいるとき】

★家具の移動や落下物から身を守るため、頭を保護しながら大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる

★慌てて外に飛び出さない

★料理や暖房などで火を使っている場合、その場で火を消せるときは火の始末、火元から離れているときは無理に火を消しに行かない

★扉を開けて避難路を確保する

【人が大勢いる施設(大規模店舗などの集客施設)にいるとき】

★慌てずに施設の係員や従業員などの指示に従う

★従業員などから指示がない場合は、その場で頭を保護し、揺れに備えて安全な姿勢をとる

★吊り下がっている照明などの下から退避する

★慌てて出口や階段に殺到しない

【エレベーターに乗っているとき】

★最寄りの階で停止させて、すぐに降りる

【屋外にいるとき】

★ブロック塀の倒壊や自動販売機の転倒などに注意し、これらのそばから離れる

★ビルの壁、看板や割れた窓ガラスなどの落下に注意して、建物から離れる

【山やがけ付近にいるとき】

★落石やがけ崩れに注意し、できるだけその場から離れる

【鉄道・バスに乗っているとき】

★つり革や手すりにしっかりつかまる

【自動車運転中】

★後続の運転手が緊急地震速報を聞いているとは限らないため、自動車運転中は、慌てて急ハンドルや急ブレーキをかけず緩やかに速度を落とす

★ハザードランプを点灯して周りの車に注意を促し、道路の左側に停止する

 

緊急地震速報を見聞きしても、そこで慌ててしまうと適切な対応ができません。緊急地震速報を活用して、いつ、どこにいても落ち着いて身を守る行動をとれるようにするためには、実際に体を動かす訓練をしておくことも重要です。

参考:政府広報オンライン

By W

2024/01/10

令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまへ

令和6年能登半島地震により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

2024/01/05

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

年末・年始は、下記の通り休業させていただきますので、ご案内申し上げます。

休業日 2023年12月29(金)~ 2024年1月4日(木)
2023/12/25

今年は記録的な夏日が続き、秋になっても暖かい日が多かったように思います。

12月に入り、やっと冬らしくなってきました。冬で気になるのは乾燥。そして火災です。

住宅火災では電気ストーブによる火災も多く発生しています。

ストーブのうち、最も火災の危険が高いと思うものについて質問したアンケート調査の結果、

8割以上の人が石油ストーブと回答しました。

電気ストーブは、「火を使わない」ことで火災になりにくいと思われがちですが、

実際は電気ストーブの火災が最も多く発生しています。

電気ストーブ火災から身を守るために6つの安全チェックです!

Ⅰ:外出、寝る前に必ず消す

Ⅱ:燃えやすいものは近くに置かない

Ⅲ:ストーブの上に洗濯物を干さない

Ⅳ:使わないときは電気プラグをコンセントから抜く

Ⅴ:電源プラグやコードが傷んでいたら使用しない

Ⅵ:使用前に取扱書をよく読む

また、住宅用火災報知器の設置、寝具類やカーテンなどは防炎品にする等が有効な予防対策です。

2023年も師走になりました。大掃除の際には火災の火種となりうるストーブに付着した埃も取り除き、

安全に気持ちよく年越しをお過ごしください。

参考:東京消防庁HP

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2023/12/06

11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」です。

東日本大震災を教訓とした「津波対策の推進に関する法律(2011年6月)」により、11月5日が「津波防災の日」として制定されました。

この日は、安政元年11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った濱口梧陵の逸話にちなんで定められました。

また、「第3回国連防災世界会議」や「持続可能な開発のための2030アジェンダ」のフォローアップのために開催された2015年12月の国連総会で、我が国をはじめ 142 カ国が共に提案し、11月5日を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されました。

南海トラフ巨大地震や日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震では、高い津波が押し寄せ広い範囲が浸水することが想定されています。

津波からすぐに避難できるように、日頃から非常持出品を準備しておいたり、避難場所・避難経路を家族で決めておいたり、アプリやハザードマップを使って避難の訓練を行ってみましょう。

By W

参考:内閣府HP

2023/11/06

そもそも、「南海トラフ」とは、駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といいます。

南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきています。

政府の中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ地震が発生した際の被害想定を実施しています。

この被害想定によれば、南海トラフ地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来が想定されています。

一度大地震が発生すると人々の生活は一変してしまいます。地震大国の日本にとって「地震」は身近な災害です。【備え】をしている方は多いと思いますが、その備えが「いざ!」という時に役立つように是非、定期的な再確認をましょう。

備蓄品の消費期限は? 使い方は? 大切な人との連絡手段は? 避難経路は? ペットの防災対策は? そして・・事業主の皆様は事業継続の対策は? 平穏な今だからこそ、じっくり考えて備えましょう。

 

 

↓内閣府と気象庁が発行している「南海トラフ地震-その時の備え-」リーフレットです。是非下記をクリックしてご覧ください。

南海トラフG

参考:国土交通省HP

By W

2023/10/02

今年は関東大震災から100年。防災の日のはじまりは、1923年(大正12年)9月1日に起きた関東大震災にちなんで制定されています。

当時は木造家屋が多く大火災が発生し多くの尊い命が犠牲になりました。また、津波も発生し甚大な被害が出たといわれています。

地震はいつ起こるかわかりません。海などの近くでは地震と共に警戒が必要なのが「津波」です。東日本大震災で発生した津波の恐ろしさが鮮明に記憶されている方も少なくないでしょう。

地震発生時に出される「津波警報」等は、テレビやラジオ、携帯電話、サイレン、鐘等、様々な手段で伝達されます。

それらに加え、令和2年6月から海水浴場等では「津波フラッグ」による視覚的伝達が行われています。

海では風や波の音などで、警報音が聞こえ辛く避難が遅れる恐れがあります。視覚でも情報収集ができるように「津波フラッグ」の存在を覚えておきましょう。

津波フラッグは、長方形を四分割した、赤と白の格子模様のデザインです。

 

 

今年は9月に入っても記録的な猛暑が続いています。涼を求め水辺に行く機会もありますね。

海に行く際は、津波避難場所のチェックと共に、「津波フラッグ」にも注目してください。

By W

 

2023/09/01
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