お知らせ

大雨で川を流れる水が急に増え、その水が堤防などを越えてあふれ出ることを「洪水」といいます。 洪水が起こると市街地では道路が水に浸かって交通がマヒし、家が水に浸かったり、崖くずれが起こったりといった被害は毎年のように起こっています。 国土交通省では、台風や集中豪雨が多い春から秋にかけてを出水期(しゅっすいき)として、洪水に対する備えを呼びかけています。

多くの市町村では【洪水ハザードマップ】を作成しており、水につかると予想される場所が深さごとに色分けして描かれ、避難所の位置や連絡先、消防署や警察署の場所、崖崩れなどに注意が必要な所などの情報が示されています。

身近な場所にどのような危険があるかを知ったら、家から避難場所までの行き方や、その途中にある危ないところ、急いで逃げることができそうな高い建物がどこにあるかも、併せて確認しておくと良いでしょう。 更には、身近な川にどのような危険がひそんでいるのか、実際に歩いて調べてみると、意識が高まります。例えば、橋げたなど見つけやすい場所には、「氾濫注意水位」や「避難判断水位」の表示がある場合があります。

良い季節になりました。コロナ疲れと言われる昨今、お散歩で気分転換がてら避難経路の確認や河川敷を観察しておくことは大切な「備え」となりますね。

参考:国土交通省カワナビ

By W

2021/04/08
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