お知らせ

令和4年10月11日【エルニーニョ監視速報】が発表されました。発表によると「今後、冬にかけてラニーニャ現象が続く可能性が高く(90%)、その後、冬の終わりまでに平常の状態になる可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が続く可能性の方がより高い(60%)、と予測しています。」(本文抜粋)とのことです。

エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象です。逆に、同じ海域で海面水温が平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年おきに発生します。エルニーニョ現象やラニーニャ現象は、日本を含め世界中の異常な天候の要因となり得ると考えられています。

日本は、南米沿岸からもインドネシア近海の赤道地帯からも遠く離れていますが、これらの地域でラニーニャ現象が発生すると、日本にも大きな影響を及ぼします。

冬は西高東低の典型的な気圧配置となりますが、日本列島には偏西風の影響で北から寒気がさらに流れ込み、気温は下がり、大雪に見舞われる地域も各地で増えます。

今年も猛暑となり、ようやく暑さから解放されたとホッとするのも束の間・・備えあれば患いなし。余裕のある今だからこそ、冬の寒波・災害に備えましょう。

参考:気象庁HP

By:W

 

2022/10/12
ページトップ