近年、山火事のニュースが多いと感じるのは筆者だけでしょうか。
R2~R6年の調査ですが、消防庁の統計資料によると、発生した林野火災のうち原因が明らかなものについてみれば「たき火」が32.5%で最も多く、次いで「火入れ」「放火(疑い含む)」「たばこ」の順です。
一度、枯草に引火してしまうと鎮火に至るまでには甚大な被害が伴うことも珍しくありません。山火事では消化に必要な水の確保が難しく、足場の悪い斜面では、より消防活動を困難にさせることも要因です。
野外活動がきもちのいい季節です。山に入って過ごす機会も増えます。一人ひとりが自分事として、森林の大切さを認識し、防火意識を高めることが大切です。具体的には・・
1,林野火災注意報・警報の発令時、乾燥、強風時には屋外で火を使用しない。
2,枯草のある火災が起こりやすい場所では、たき火をしない。
3,火気の使用中はその場を離れず、使用後は完全に消化する。
4,たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消化し、投げ捨てしない。
5,火遊びはしない、させない。
などです。
因みに、山火事による住宅や家財の損害は、基本的には火災保険の「火災補償」でカバーされます(直接的な焼失、飛火による延焼被害、消化活動に伴う損害など)。
更に豆知識。
日本では、明治32年に制定された法律で、過失による火災で他人に損害を与えた場合でも、重大な過失がなければ損害賠償責任を負わないと定めています。これを「失火責任法」といい、隣家からの火災による損害も賠償請求できない可能性があるため、「火災」から家や家財を守る自衛策として火災保険がとても重要です。
自分で気を付けていても、リスクはたくさんあります。弊社では、個人・法人問わず身の回りのリスクを見直すお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問合せください。
参考:林野庁
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